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Mi Choripanの「カスタムチョリパン」【あのお店のアレ vol.7】

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アルゼンチンのソウルフード「チョリパン」専門店

「あのお店の『アレ』」があるから、代々木上原に行きたい、暮らしたい!と思える名物をピンポイントでご紹介する連載企画第7弾。

今回は「酒場 まるしゑ」店主・相馬さんからのレコメンドで、「Mi Choripan」の「カスタムチョリパン」をご紹介します。
まずはおすすめコメントをどうぞ!

代々木上原 居酒屋 まるしゑ

「同い年の仲良し夫婦が営む『Mi Choripan』。日本で唯一の「チョリパン」専門店で、雑誌やテレビでも引っ張りだこな人気のお店です。いちばんの人気メニューはカスタムチョリパン。旅の話や現地での修行話も面白いのでぜひ聞いてみてください」ー「酒場 まるしゑ」店主 相馬由夏さん

酒場 まるしゑの「おばんざい」【あのお店のアレ vol.6】

 
代々木上原 アルゼンチンのソウルフード「チョリパン」専門店 ミ・チョリパン
代々木上原駅から徒歩6分ほど、井之頭通りに「Mi Choripan」はあります。カラフルな屋根が目印です。

代々木上原 アルゼンチンのソウルフード「チョリパン」専門店 ミ・チョリパン
Mi Choripan」を営む中尾真也さん・智子さんご夫妻。
お二人が世界一周旅行中に出会った「チョリパン」。その魅力と、現地で修行を積み、代々木上原でお店をオープンするまでのお話を伺いました。

 
代々木上原 アルゼンチンのソウルフード「チョリパン」専門店 ミ・チョリパン

カスタムチョリパン 1,100円

帰国後も心に残り続けた「チョリパン」のおいしさ

アルゼンチンではとてもポピュラーなソウルフードである「チョリパン」。日本ではあまり馴染みのない食べ物です。中尾さんに、まずはチョリパンとの出会いから教えていただきました。

「チョリパンのことをはじめて知ったのは、ガイドブックの『地球の歩き方』を読んだのがきっかけ。何となく気になっていて、実際に現地で食べてみたら想像以上に美味しいのと、チョリソーやソースの味わいも日本にはないアルゼンチンならではのものだったので驚きました」

代々木上原 アルゼンチンのソウルフード「チョリパン」専門店 ミ・チョリパン
そこですぐに「日本でチョリパン屋さんをやろう!」となったわけではなく、いちど帰国して旅を振り返るうちに、チョリパン熱が再燃。今度はチョリパンを本格的に探求するべく、2人で渡航資金を貯めて、アルゼンチンへ渡ったそうです。

「まずはブエノスアイレスで目ぼしいチョリパン屋台を色々と食べ歩きました。美味しさもそうですが、人の良さや、全体的な雰囲気をみて、修行したいお店を絞り込んでいきました」

 
代々木上原 アルゼンチンのソウルフード「チョリパン」専門店 ミ・チョリパン

言葉の壁を越え、行動力で得た秘伝のレシピ

そもそも飛び込みで修行するって、勇気がすごいです。中尾さん曰く、当時は「旅を長く続けていると得られる、根拠のない勢い」でどんどん行動していたといいます。ところがお店で修行したい旨を伝える段階で、言葉の壁が立ちふさがります。
「門前払いというより、そもそもこっちが何を言っているか伝わっていなくて(笑)。カタコトのスペイン語で話しかけるのですが、向こうは忙しいし、相手にされなかったですね」

代々木上原 アルゼンチンのソウルフード「チョリパン」専門店 ミ・チョリパン
しかし、そこで中尾さんご夫妻は諦めませんでした。次にとった行動がなんと「お店の掃除をすること」!

「チョリパンの屋台は24時間営業が多いのですが、ピーク時になると人手も足りてなくて。できることをやろうと思って、掃除したり、備品の補充を勝手に手伝っていたら何となく認めてもらえて。どうやら本当に日本でチョリパン屋をやりたいらしいぞと」

 
代々木上原 アルゼンチンのソウルフード「チョリパン」専門店 ミ・チョリパン
お店で働くことが認められた2人は、3ヶ月間寝る間も惜しんでチョリパン修行に励みます。特に大変だったのは、チョリソーをつくる工場でレシピを教えてもらうこと。日本人がイメージするチョリソーはメキシコ式の辛いものですが、アルゼンチンのチョリソーは超粗挽きの牛肉をメインにした、10種類ほどのスパイスを混ぜ込んだスパイシーなものなのです。

「チョリソーを自家製でつくれるようになるべく、お店からチョリソー工場を紹介してもらいまいた。最初はしぶられましたが、頼み倒してなんとかレシピを教えてもらって。スパイスの種類や量も「目分量で」みたいなアバウトな感じだったので、「ここ重要!細かく教えて!」としつこく聞きました(笑)当時は必死でしたけど、みなさんすごくいい人たちでした」

そうして帰国後、アルゼンチンで得た経験とレシピをもとに試行錯誤を重ね、アルゼンチン人からも絶賛される、大人気のチョリパンが完成します。

 
代々木上原 アルゼンチンのソウルフード「チョリパン」専門店 ミ・チョリパン

極太の自家製チョリソー

アルゼンチン人も大絶賛!の自家製チョリソーは、牛肉と豚の内臓にパプリカなどのスパイスを効かせ、豚の腸に詰め、さらにボイル等はせず、2~3日熟成させて生のまま焼いて使うのがポイント。そうすることで、熟成した香りと肉の味がたっぷり詰まったソーセージに仕上がるのだそう。

代々木上原 アルゼンチンのソウルフード「チョリパン」専門店 ミ・チョリパン
代々木上原 アルゼンチンのソウルフード「チョリパン」専門店 ミ・チョリパン

「超粗挽きのお肉を使うため、ソーセージというよりもハンバーグの食感に近いです」と中尾さん。

 
代々木上原 アルゼンチンのソウルフード「チョリパン」専門店 ミ・チョリパン
代々木上原 アルゼンチンのソウルフード「チョリパン」専門店 ミ・チョリパン

魔法のソース「チュミチュリ」

続いてチョリパンに欠かせないのが、アルゼンチン発祥のソース「チュミチュリ」。ビネガーとオイルにさまざまな香辛料やスパイス、ハーブを混ぜ合わせたソースで、肉料理全般に使われるのだそう。アルゼンチンではどのレストランにも常備され、家庭ごとにレシピがあるのだとか。

 
代々木上原 アルゼンチンのソウルフード「チョリパン」専門店 ミ・チョリパン
代々木上原 アルゼンチンのソウルフード「チョリパン」専門店 ミ・チョリパン
「カスタムチョリパン」(¥1,100)では、レタスやトマト、ネギマヨネーズ、アルゼンチンサルサなどを自由にトッピングすることができます。おすすめは、一通りの具材をたっぷり乗せること。野菜もたくさん摂ることができて嬉しい限りです。

代々木上原 アルゼンチンのソウルフード「チョリパン」専門店 ミ・チョリパン

代々木上原 アルゼンチンのソウルフード「チョリパン」専門店 ミ・チョリパン
チョリパンに加え、サラダやポテトフライなどのサイドメニューや、アルゼンチンのビールなどもあります。ここを紹介してくれた相馬さんのおすすめは「ミニチョリパン」+チーズトッピングなのだそうです。

 
代々木上原 アルゼンチンのソウルフード「チョリパン」専門店 ミ・チョリパン

代々木上原にお店を出した理由とは?

取材日も、ご近所さんや常連さんと会話する朗らかな様子が印象的だった中尾さんご夫妻。最後に、お店を出す場所として、代々木上原を選んだ理由を伺いました。
「実は、全くの偶然なんです。なかなか物件が見つからなかったので、足で探そうと思って自転車でひたすら都内をめぐっていたときに、たまたまこの物件を見つけて。すごくいいなと思って、勢いで契約しました。当初はどの駅が最寄りかもわかっていなかったくらいなのですが、結果的にこの場所でお店をやれてすごく良かったと思っています。価格帯的にも商店街の中だと埋もれてしまっていたし、目新しいものでも受け入れてくれる土壌があるように思います」

 
お店の様子:
「Mi Choripan」はチョリパンが抜群に美味しいことに加え、南米の空気感まるごとお店にやってきたかのような雰囲気で、旅先にいる気持ちにさせてくれます。

代々木上原 アルゼンチンのソウルフード「チョリパン」専門店 ミ・チョリパン
代々木上原 アルゼンチンのソウルフード「チョリパン」専門店 ミ・チョリパン
代々木上原 アルゼンチンのソウルフード「チョリパン」専門店 ミ・チョリパン
代々木上原 アルゼンチンのソウルフード「チョリパン」専門店 ミ・チョリパン
代々木上原 アルゼンチンのソウルフード「チョリパン」専門店 ミ・チョリパン

 

余談:
世界各国を旅した中尾さん曰く、チョリパンのように「日本では知られていないけど、特定の国ではすごくポピュラーな料理」、つまり「現地で学んで日本でお店をやると良いかもしれない料理」は自炊文化が発達した国に多いそうです。南米各国や、ヨーロッパは主に自炊文化なので、チャンスが転がっているのでは…とのこと。これから旅をする方は頭の片隅においておきましょう!

 
代々木上原 アルゼンチンのソウルフード「チョリパン」専門店 ミ・チョリパン
Mi Choripan
【住所】東京都渋谷区上原2-4-8
【電話】03-5790-9300
【営業時間】月〜土 11:00〜22:00 L.O.21:00 / 日・祝 11:00〜20:00
【定休日】火曜、第2、4月曜 (祝日の場合は営業)
【URL】http://michoripan.com

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