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「gallery commune」、幡ヶ谷と世界をつなぐ名物アートスポット。ニューウェーヴはいつもここから

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穏やかな商店街、個性豊かな店に人。週末のお散歩デートにも暮らすのにもぴったりな代々木上原のご近所・幡ヶ谷。心地よい生活感とライフスタイルに基づくカルチャーがバランスよく栄えるこのエリアの名物アートスポットといえば「gallery commune(ギャラリー コミューン)」。

すでに常連です、という人も多いはずだけど、実は行ったことがないって人も多いんじゃない? 世界に名を馳せるあの有名アーティストだって来日すれば合間に立ち寄ると聞くし、とにかく国内外のアートファンがこぞって支持する聖地なのだ。次の休みに行くと仮定して、今さくっと予習しておこう!

 

「ギャラリー コミューン」

そこは、まだ見ぬ世界のアーティスト作品に出会える場所

ギャラリーから、奥のショップまで、“興味関心・気になる”の嵐!

 

足を運ぶなら予習は必須! 「ギャラリー コミューン(以下コミューン)」は、作品展示を行う“ギャラリースペース”と独自に買い付けたアートブックやZINE、グッズなどを販売する“ショップスペース”を兼ね備える、東京・幡ヶ谷のアートスポット。

 

Photo by gallery commune(Past exhibitions:Same Paper × gallery commune present Lina Sun Park & David Brandon Geeting “A SPELL TOO FAR”)2022年2月13日まで開催されていた展示より。

 

ここでフィーチャーされるのは、主に海外アーティストの作品。それも日本の大手ブックストアでは扱っていないであろう、インディペンデントなものが多い。どうしてそんな品揃えができるか? それは、キュレーター自身が実際に海外のアートブックフェアに足を運んで選定したり、気になるアーティストに直接買い付けたり、交友関係を持っているアーティストより購入した作品をそろえていくという手法をとっているからなのだそう。

だからコミューンならではの作品がそろっているのだ。

 

各アートブックの説明文も必見! 独自の解釈も踏まえて手がけたテキストはくすっと笑えるものも。

 

そのようなキュレーションが主軸となったきっかけは、代表兼キュレーターを務める川邉美幸さんの気づきから。

インターネットが発展して、いとも簡単に世界と繋がれる時代ながら、意外と海外のアートや音楽に触れていない人が多いんだな……という昨今のカルチャーシーンに対する多くの人の興味関心の傾向を知り、ならば、“素敵な海外アーティストや作品と出会うきっかけを作る! コミューンがその導入口になれたら”、という思いでこのスタンスへと舵を切ったそう。

人と人の縁、一つ一つ大切に構築されたアーティストとの関係性があってこそ実現できるこのキュレーションは、一朝一夕にできるものではないんだなあ。

 

コミューンで、生のアートに出会う。

視線で肌で心で感じることのできるニューウェーヴの発信地

端正な白い外観が目印

 

ちなみにこの場所には、2018年7月にオープン。(実は、おとなりのインテリアショップ・ブルペンも同日に開店)ここへの移転前は、2009年より、東京の下北沢や新代田などでギャラリー兼ショップとして営業。当時は日本のアーティスト作品を扱うことの方が多かったそう。

独自の視点で切り開かれたコミューンには、今や国内外のアート好きが集う。そして、もちろんその感性に触れてみたい、という初来訪者も多い。加えて、現在位置する幡ヶ谷というアットホームな土地柄も相まって、就学前から小学生くらいの子供たちも、放課後や休日に足を運ぶ場所になっているらしい。

 

Photo by gallery commune(Past exhibitions:Same Paper × gallery commune present Lina Sun Park & David Brandon Geeting “A SPELL TOO FAR”)2022年2月13日まで開催されていた展示より。

 

Photo by gallery commune(Past exhibitions:Same Paper × gallery commune present Lina Sun Park & David Brandon Geeting “A SPELL TOO FAR”)2022年2月13日まで開催されていた展示より。

 

「子供は私たち大人が思うよりずっとフラットな目線でアートを楽しむ。だからコミューンに来た子供たちが作品を見て発するコメントには、こちらがはっとさせられることもしばしば(笑)」と代表の川邉さんは言う。

いうならば、コミューンは、生の新鮮な芸術を視線で肌で心で感じることのできるニューウェーヴの発信地なのだ。

 

川邉さんに聞く、今一押しのアートブック3冊とグッズの話

  コミューンの代表でキュレーターも務める川邉美幸さん。過去にはバンド活動をしており、海外でのデビュー経験も。

 

ここからは、代表の川邉さんに今一押しのアートブックや人気のオリジナルグッズについても伺ってみたいと思う。

 

コミューンで取り扱っているアートブックを観てみたい!今、現地に行くことは難しいけれど、オンラインで気になる作品を買ってみたい!という人も多いはず。まずはどれから観てみようか?
リピーターの人はもちろん、これから初訪問する予定の人にもおすすめしたい、今、川邉さん一押しの3冊はこちら。

 

【commune curator’s “Recommend books”】

 左から『”A Spell Too Far” – Lina Sun Park & David Brandon Geeting』税込 6,820円、『”Buzzard Control – A book about QSL card culture” – Antwan Horfee』税込 6,600円、『”COLORADO” – Peter Sutherland』税込 7,700円

 

01.『”A Spell Too Far” – Lina Sun Park & David Brandon Geeting』

「パープルの表紙が印象的な『”A Spell Too Far” – Lina Sun Park & David Brandon Geeting』は、先日(2022年2月13日)まで、コミューンのギャラリースペースで作品展示を行っていたアーティストの作品集です。パンデミックの最中、ステイホームで生まれた数々の夢のある作品群を収録。中国・上海の出版レーベル“Same Paper”からリリース」

 

02.『”Buzzard Control – A book about QSL card culture” – Antwan Horfee』

「アマチュア無線愛好家のソーシャルメディア “QSLカード”を収集してまとめあげたスクラップブック『”Buzzard Control – A book about QSL card culture” – Antwan Horfee』。アマチュア無線?QSLカード?と斜に構えることなく、ページを開けばツボにハマってしまうこと間違いなし。ロンドンの“TOPSAFE”からリリース」

 

03.『”COLORADO” – Peter Sutherland』

「コロナ禍のロックダウンを機に20年過ごしたニューヨークを離れ、故郷・コロラドに戻ったPeter一家の穏やかな煌めきに満ちた日常の情景が留められた『”COLORADO” – Peter Sutherland』。旅する気分でページをめくる、ヒーリングブックとしてもおすすめしたい一冊。イタリアの“Kaleidoscope”からリリース」

 

マストチェックなアートブックと合わせて、素敵なアートカードも見ておこう。

 

カード、ハンカチ、ピンズ。センスのいいあの人へのバースデーギフトにプラスしてもいいかも?

「コミューンに並ぶアートカードは、主にイギリスの“Wrap Magazine”から発行されているもの。本誌(マガジン)の入荷タイミングでカードも入ってきます」(川邉さん)

 

部屋のインテリアとして飾っても素敵だし、上手い言葉が綴れなくても、こんな素敵なアートカードにメッセージを書いたならば、それはもう特別な手紙になる。コレクターも多い人気アイテムなので、お気に入りを見つけたらゲットすべし。コミューン一押しのアートブックと合わせてギフトにしても喜ばれそう!

 

最後に、根強い人気のカテゴリーとして、オリジナルグッズについてもご紹介。

コミューンオリジナルのアパレルもコレクター多し!グラフィックだけでなく、ボディ(製品の本体)から企画されているものも。

 

「作品の展示やアートブックの販売などに加えて、もう一つコミューンに欠かせないカテゴリーとして、アパレルやファッション雑貨の取り扱いがあります。アーティストが手がけたアイテムのセレクトもありますが、コミューンのオリジナルとして手がけているプロダクトもいくつか販売中。オリジナルアイテムを作る上で大切にしていることは、デザインが素敵かどうかということはもちろんですが、そのアイテムがきちんとフェアな環境で作られているかも重視しています。場合によっては、プリントされる前のボディ(本体)から企画に携わり、それらが多すぎることなく適切な数量で、かつ、きちんとした対価を払い生産されるように考えます。アートを扱う場所ですから、決して表面的にかっこいいだけの物にならないように、誕生までのバックボーンも大切にしたものづくりを意識しています」(川邉さん)

 

【commune curator’s “Recommend goods”】

01. コミューンの定番ロゴトートバッグ

オリジナルトートバッグ 各 税込 1,980円

 

コミューンの定番オリジナルプロダクト、ロゴトートバッグ。A4サイズのファイルや13インチのラップトップPCもすっぽりと収まり、デイリー用途にぴったりの収納力も人気の秘訣。現在は、ホワイトとグレーのみの展開。ただ、またカラーラインナップを増やす予定とのこと。

 

 

02. ツバが曲がるコンフォートなキャップ

上段「Actual Source × commune × Shinknownsuke Cotton Ripstop ComfyBoy™ Runner Hat」税込 7,590 円、下段「ComfyBoy™ Special [Black&Grey] by Actual Source」税込 8,800円

 

コミューン的、今一押しの被り物は、上段のキャップ・ComfyBoy™ Runner Hat。“Actual Source × commune × Shinknownsuke”のトリプルコラボレーションアイテムだ。

コラボキャップのベースとなっているのは、アメリカ ユタ州の出版社でブックストア、そしてデザインスタジオでもある“Actual Source”が手がける、やわらかいツバが特徴的なキャップ・ComfyBoy™のもの。

下段のキャップは、そのComfyBoy™のスペシャルバージョンで、100%ウールフランネル素材のシックな佇まいがポイント。

 

03. エド・デイヴィスとのコラボトートバッグ

エド・デイヴィスコラボトートバッグ 税込 5,500円

 

クリエイティブブランド“BRAIN DEAD”をKyle Ng(カイル・ウン)と共に率いるオーストラリア出身のアーティスト・Ed Davis(エド・デイヴィス)。コミューンがエドと共に手掛けたトートバッグは、使いやすさを追求し、ボディからコミューンオリジナルで制作。こちらは数が少なくなっているので、気になる人はお早めに!

 

キュレーションもエキシビションも取り扱う商品も、どこをとっても魅力満載のギャラリー コミューン。せっかく足を運ぶのだから、あらかじめ“これが観たいな”という目的をある程度は決めて行くのがベター。この記事が公開される頃は、ちょうど企画展がないタイミングなのだけど、次の展示が今から待ち遠しい!

イベントや入荷の新着情報は、オフィシャルサイトやインスタグラムを要確認。

 

gallery commune

【住所】東京都渋谷区西原1-18-7

【営業時間】14:00〜18:00(土・日・祝日 13:00〜18:00)木曜定休

【WEB】 HP / Instagram

 

ALL PHOTOS:SHUNYA SASAKI (Except for some)

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